皆さんこんにちは。コンサルティング・公的支援チームの押山です。
新型コロナウイルスの感染拡大は留まることを知りませんね。
栃木県でも徐々にではありますがその勢いを強めているようです。
経済活動は行わなければならない、けれどもウイルス感染防止のため自由にはできない、そんなもどかしさを感じます。
なかなか気分は晴れませんが、8月に入りようやく長い梅雨が開けたのがせめてもの救いでしょうか。
さて今回はアシスタントさんにお願いしている仕事についてです。
アシスタントさんの仕事は主に書類作成や情報リサーチです。
書類作成では事業計画の数値計画やものづくり補助金の事業計画作成、情報リサーチは業界動向や商品分析などです。私よりも非常に質の高い資料を作成してくれるので、心強く、ありがたいことです。
しかし、その一連の業務のすべてをお任せするのはやはり酷な話です。
ですので、それらの書類作成を依頼する場合には、「月次PLだけ作ってもらう」や「特定の業界に絞る」、「結論を先出しする」など、『誰でもできる仕事』となるようなヒントを提示します。
弊社が作成する成果物はいわば「情報の集合体」です。最終的な成果物は難しく感じても細分化し、ヒントを提示することで難易度はぐっと下がります。
仕事を依頼した人はそれらの情報をつなぎ合わせる、またはつなぎ合わせられる情報として作成してもらうよう、指示をすればいいんです。
あとは仕事を振る人の力量です。
一概には言えませんが、個人の能力に合った仕事を振る、成長意欲の高い人には少しレベルの高い仕事を振る、ということによって仕事へのモチベーションは上がります。そのためには個人の能力と仕事のレベルの双方を把握する力量が必要です。
ただし「ヒント」などの対応は勤務時間に制約があるからこそです。「情けは人の為ならず」という言葉もあります。使い分けですね。
先日、「派遣の〇〇」というドラマを見ていたら、仕事ができず、立場で人を差別し、リーダーシップが空回りしている、というダメダメな設定の課長が出ていました。これでは振られた仕事をしたくないですよね。
ドラマの世界とはいえ「あれはないわ…」とドン引きしましたが、反面教師として絶対になってはならない上司像として教訓にしたいと思います。