皆さま、こんにちは!谷口です。

今回は、あらゆるメディアで取り上げられているSDGsについて我が家での取り組みをご紹介したいと思います。

改めて、SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。このサミットでは、2015年から2030年までの長期的な開発の指針として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。この文書の中核を成す「持続可能な開発目標」をSDGsと呼んでいます。17の世界的目標、169の達成基準、232の指標から成り立っています。

最近では多くの企業でSDGsへの取り組みを実践し、周知している印象を受けます。

ただ、どことなく企業や団体、自治体が取り組むもので、個人としてはそういった企業等の活動を通じて間接的に参加しているだけになっているようなイメージがあります。

ということで、我が家では我が家でできるSDGsへの取り組みを実践する「我が家版SDGs」なるものを日々の暮らしの中に少しずつ取り入れることにしました!

実践している一つに水があります。蛇口をひねれば出てくる水について6歳の娘と以下について一緒に考えてみました。

・世界のインフラ状況や貧困問題によって、水道がお家にない生活をしている人々がいる。

・学校に行くことより“水を汲む”ということを優先しなければならない子どもがいる。

・“飲み水=きれいな水”という人と、“飲み水=もしかしたら下痢や病気になるかも”という人が存在している。     …など。

これらについて一緒に考えた結果、家族で相談し我が家のシャワーヘッドを節水できるものに変えました。ただ、節水をしようというだけで行動するより、すべでの事象をSDGsの観点から国際社会問題に一度落とし込んで、“結果節水”という行動を生み出した方が、個人の生活に永続的に根付くのではないかなと思っています。娘は水を出しっぱなしにすることが減り、うれしいことに水道代が減少しました。

日常生活での会話も少しSDGsを意識しながら行うようにしています。ある日娘が「男の子はズボンだけだけど、女の子はズボンとスカート履けるから得だね」と言ってきたので、男性でスカートが民族衣装になっている国があることを伝え、“スカート=女性“ではないことを親子で確認できました。

また、「数字でわかる!こどもSDGs」という本を娘と一緒に読んでいます。最終的に「我が家版SDGs」は未来を担う娘へ国際基準で物事を考える習慣を身に着けてもらうための教育ツールとなっている気もしますが、SDGsが国際社会共通の目標であり一国だけではなく世界で取り組むものであるように、我が家版SDGsでも一人ではなく家族で考え取り組むべきだと考えているので、これからも娘と一緒に思考し暮らしを改善していきたいと思います。

以上、我が家版SDGsでした! では、今日も一日頑張りましょう!