こんにちは。とちぎ経営人財塾 運営事務局長の大野です。

ちょうど1週間前の7月15日に、とちぎ経営人財塾第6期の最終プロジェクト発表会を迎えました。9月から開始して1年間、今回は31名の経営者、次世代経営幹部、後継者、士業専門家の方を送り出しました。

実は私、事務局長を名乗っておりますが、本事業に1年間フルに関わったのは初めてのことでした。

ということで今回は、1年間をざっくりと振り返りつつ、長期的なオンラインセミナー運営のポイントを勝手に紹介していきます。

社長の右腕を育てたい!というニーズのある方はぜひ最後までご覧ください。

フェーズ1 運営事務局に指名されるまで

今から約1年前、それは突然のことでした。

「人財塾第6期の運営は大野さんが主担当ね。」

当時24歳のワタクシ(今は25歳です)、突然社内の大きなプロジェクトを任せていただけることになり大変驚きました。こんな若造で良いんですか?と。

第6期はZoomを用いたオンライン講義で進行していくこともあり、運営事務局を拝命いたしました。

(Zoomを用いたセミナー運営は当時から私が担当しており、今回のお役目を頂戴できたのだと思います)

フェーズ2 受講生との初対面

運営事務局としての最初のお仕事は、オンラインで受講する受講生の皆様にご挨拶に伺うことでした。これから1年間、どんな方々と接することになるのだろうと内心はどきどきわくわくですね。

今になって思うのは、皆様と事前にお会いできたことがその後の進行に非常に良い結果をもたらしたな、ということです。会ったことがないままオンライン講義が始まると、どうしても画面越しのやり取りに距離感を感じてしまいます。その点、一度でもお会いしただけで「なんとなくいける」気がしてくるのです。お互いになんとなく雰囲気や人柄が分かるからでしょうか。

これからオンラインセミナーをされる方にぜひおすすめをしたいのが、参加される(された)方と一度は必ず会ってみることです。不思議なことにかなり仲良くなれます。

フェーズ3 いざ初のオンライン講義へ

2020年9月17日、第6期の第1講が開催されました。講義内容についてはこちらをご覧ください。

運営事務局も受講生も慣れていない状態のオンライン講義、どうなることかとひやひやしておりましたが、無事に終了しました。

このあたりで私はようやく、1年間の運営がなんとかなりそうな安堵感を得ました。オンラインセミナー慣れしていて良かったです。リハーサルをして慣れておくの、非常に大切です。

受講生の皆様からは、慣れないZoomでの講義は非常に疲れた、とご意見いただけました。最初にうちからこれだけ率直なご意見をいただけたことには感謝しかありません。1年間の長丁場だからこそ、序盤に意見を伺いつつ細かく調整していくことが非常に重要です。

フェーズ4 プロジェクト発表に向けた準備

とちぎ経営人財塾の修了要件は、1年間の学び活かした自社で推進するプロジェクトの発表及び、コミットメントを宣言していただくことです。

9月から3月までは、豪華講師陣による講義から多くのことを学び、経営力向上のヒントを得ていただきます。これをアウトプットしていく期間が4月から(実際は事前準備を12月頃からしています)本格的に始まります。

この時期に受講生の皆さまが取り組む事は、「自社の状況を正しく理解し、自社のありたい姿を言語化し、これから何をしていく必要があるのかを明確化する」ことです。

弊社コンサルタントが徹底的に支援します。受講生自身が「自分はどうしていきたいか」を可視化することは、普段あまり機会がないのではないでしょうか?とちぎ経営人財塾の1年間という期間ではここにとにかく向き合っていただけます。

フェーズ5 会社のこれから、自分のこれからを宣言する

これがつい先週行われました。最終プロジェクト発表会です。

1年間の学びを通して、「私はこれからこのプロジェクトを進めていきます!」という宣言を間近で見られることは、非常に感動的です。1年間伴走させていただいて受講生の変化を知っているため、思わず目頭が熱くなりました。

最終発表の場には、この機会に社長、社員を派遣していただいた企業の方もお招きし、その宣言を直接聞いていただきます。派遣元企業の社長による「◯◯さんのこれからに期待しております」という発言には、事務局として身の引き締まる思いがしますし、自信をもって送り出せる気持ちになれます。言葉通り感動のフィナーレです。

こんなところで。ざっくりととちぎ経営人財塾の1年間を紹介させていただきました。

豪華講師陣による講義の中から自社のあるべき姿のヒントを得て、受講生は自分と向き合い自分のやるべきことを宣言する。そんな社員さんに経営を任せたいですよね。

とちぎ経営人財塾の運営で培ったノウハウで、みなさまのお役に立てたら幸いです。

社員育成にお困りの会社さま、ぜひご相談くださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました!