皆さま、こんにちは。谷口です。
我が家には6歳の娘がいます。この季節になると、娘と一緒に私の背丈ほどのクリスマスツリーにオーナメントを飾り付けてサンタさんをお迎えする準備をします。
寝る前には「さむがりやのサンタ」という本を読みます。この本は、サンタさんなのに寒さに愚痴をいい、煙突に文句をいいながら子どもたちにプレゼントを配り、仕事を終えると、お風呂に入ってからお酒を飲んで眠りにつくという、皮肉屋だけど実はやさしい、人間味あふれるサンタさんを描いた本です。
この本にはほぼ字がないので娘がまだ字が読めない頃からこの本を通してクリスマスシーズンに頑張るサンタさんの気持ちを一緒に考えてきました。
この本のお陰でしょうか、いつの頃からか我が家には、クリスマス前夜に「サンタさんへのおもてなしをしてから寝る」というルールが出来ました。
寒い中プレゼントを持ってきてくれたサンタさんに、あたたかい飲み物とお菓子とお礼のお手紙を添えてツリーの下に準備をしておきます。(今年はなぜか娘の強い希望でコーラですが)。クリスマス当日の朝にはプレゼントへの喜びもありますが、空っぽになったカップを見て、サンタさんが来てくれたことに感謝をしている様子です。
クリスマスを通じて、プレゼントをただもらうだけではなく、サンタさんの事を考えながら準備をすることや、いただいたプレゼントをより大切に使うことなど一つ一つに感謝を感じて欲しいと思っていたので、このスタイルを継続中です。
サンタさんについては親が子どもに初めてつく“いい嘘”だと思います。娘がサンタさんについて認識した時、この“いい嘘”にほっこりした気持ちになってくれたらなと思っています。