いい会社への経営戦略、事業承継に強いコンサルティング会社サクシードの市川です。

収益を改善していくことは、会社にとって考え続けなければならない永遠の課題です。

「うちは儲かっているから大丈夫」といっている社長の会社は、数年後「こんなはずじゃなかった」という確立が高いです。

なぜなら会社は変化しなくても、市場(外部環境)は変化するからです。

逆に言うと市場(外部環境)が変化するのだから、会社も変化するのは自然なことと考えなければなりません。

10年前、全員がスマホを持つ時代を予測した人が何人いたでしょうか。
10年前、衣料品を自由にネット上で個人売買できる時代を誰が予測したでしょうか。
10年前、仮想通貨に投資する時代を誰が予測したでしょうか。

未来を予測してもしょうがないという考え方もありますが、実際に時流にあったビジネスをしていかないと生き残ることは困難になってきます。

会社が何十年後も生き残っていくために、経営者が考え続けなければいけないのが「収益改善」です。

収益改善と聞くと多くの経営者が売上目標だけを考えます。

たしかに売上増加目標は必要ですが、重要なのはよりロジカルに考えるということ。

サクシードでは経営戦略を考える際に、より具体的な戦略を立てるべく、まず収益改善を分解して考えています。

「売上増加」だけではなく、その売上増加は「既存顧客」「新規顧客」のどちらなのか。

「経費削減」だけではなく、その費用削減は「変動費削減」「固定費削減」のどちらなのか。

具体的な課題と対策をカテゴリー別に考察していきます。

そうすると対策の中でも短期的改善が可能なものと、長期的改善が必要なものに分かれることに気づきます。

その中でもさらに優先順位付けをして、期限を決めてアプローチしていきます。

目の前にある緊急性の高い課題だけを解決しようと毎日奔走しても、忙しさの割には同じ課題が発生し続けるというパターンが多いです。

収益改善を目指すのであれば、課題解決はその場しのぎの解決ではなく、根本解決をしなければいけません。

ちょうど年度替わり時期です。桜が満開でお花見シーズンですが、一度立ち止まって自社のことを真剣に考えてみてもいい時期かもしれません。

お花見をしながら明るく会社の未来を考えるのもいいかもしれませんね!

最後まで読んでくれてありがとうございます!