皆さん、こんにちは。
財務コンサルタントの押山です。
さて先日、私は中小企業診断士を受験してまいりました。
今回は気分を変えて仙台で受験してきましたが、
仙台はとても環境がよく、集中して受験することができました。
試験の感触はともかくとしまして・・・。
診断士試験は他の試験とは違いちょっと複雑で、
1次試験7科目、合格したら2次試験の受験資格が得られ、
2次試験に2回落ちたら、また1次試験からやり直しという
少々面倒な仕組みになっています。
今回私は、そのやり直し組です。
ではなぜ私が診断士を受験しているかですが、
私が将来「こうなりたい」という目標と会社の理念とが同じ方向を
向いているからと言えると思います。
言い換えれば、これが私の「モチベーション」になっています。
よく会社では、資格取得などの「自己啓発」を推奨し、制度化していますが、
会社が支援することで、社員自身が習得したい知識・スキル獲得のきっかけを
与えてくれるという点でモチベーション向上に繋がります。
ただ制度導入初期の会社では「社員が制度を利用してくれない」とか、
「社員が自発的に学びを得ようとしない」などということもあると思います。
こうなると経営者は「最近の若い者は・・・」などという考えになってしまいがちですが、
ちょっと待ってください。
そう考える前に
- 自己啓発を支援することの理由や目的を社員に伝えていますか?
- (支援制度がある場合は)使いやすい(使える)制度になっていますか?
- そもそも社員は制度があることを知っていますか?
と、一度自己啓発に対する考え方や制度を見直す必要があると思います。
会社とスタッフの目的や方向性が合致しているときに
自己啓発に対する社員のモチベーションは上がります。
社員と話し合いながら、会社にとっても社員にとってもいい制度にし、
いい会社を作っていきましょう。