IT事業部の山田です。

先月の健康診断の結果により、最近はめっきり「肉より魚」な食生活を送り、寝る前には腹筋ローラーを欠かさず、週に2日はジョギングをして、と健康を意識した生活を送っています。が、体重が増えているのはどういうわけでしょう?

それはさておき。
先日、会社にお願いしてFintech関連の本を買っていただいたので、帰宅後など時間を見つけては読み進めています。Fintechとは金融とITの掛け合わせ、ざっくり言うと金融分野での情報化・情報改革のことで、例えばクラウド上で会計処理・管理をしたり、ネット上で決済したり、資産運用したりできる。さらに新たな革新的なサービスを生み出すことが期待されている分野がFintechです。

なんだか大きな話に思えてきたので、身近にFintechを体験しようと、とりあえずビットコインを買ってみました。

ビットコインとは?

ビットコインとは世界中で流通している仮想通貨のことで、日本人でも60万人以上が保有していると言われています。最近ではビッグカメラがビットコインでの支払いに対応したり、飲食店や美容室で利用されている「Airレジ」でも今年の夏からビットコイン決済に対応。全国26万店舗で使用できる予定、といった報道もありました。

また、世界中で使用されていることから、ランサムウェアの身代金の受け渡しなどにも使われることが多いとの事。
※ランサムウェアについてはまた別の機会で紹介したいと思います。

ビットコイン、どこで買えるの?

日本国内でビットコインを個人購入する場合、ビットコインの取引所で購入できます。取引所、と言っても実店舗があるわけではなく、全てインターネット上で購入することになります。様々なビットコイン取引所があり、日本での最大手であるbitFlyerや、クレジットカードで個人契約できるcoincheckなどがあります。

今回、私はクレジットカード決済が可能で、他の仮想通貨も扱っているcoincheckでビットコインを買うことにしました。早速アカウントを作成し、本人確認、クレジットカードを登録までだいたい10分位で購入できる状態になり、5000円分を購入。

購入時のレートで0.3491BTCを手に入れました。

で、この0.3491BTC。日本円にすると当然5,000円になるかと思いきや、4,601円にしかなりません。これは、クレジットカード決済に約8%の手数料が引かれたため。ですので、多額のビットコインを買う際には、クレジットカード決済は避け、銀行振込などの方法をオススメします。
私はこれを知らずに、400円マイナスからスタート。
「説明書きはちゃんと読みましょう」という教訓を得ました。
授業料としてはお値打ち価格ですね、と思うことにします。

さて、購入から約2週間。
ビットコインのレートは変動し続け、この記事執筆時点で私の0.3491BTCは4,976円にまで値を上げています。(142,412JPY/1BTC)
手数料分のマイナスがまだ埋まっていませんが。
ファイナンシャルなお話をしたいわけではありませんが、今後ビットコインを利用できる場所が拡大すると、どんどんレートは上がっていくのではないかと予想する方もいます。また、まだまだ法整備が追いついていなかったり、「仮想通貨」ゆえに心配な面もあるかとは思いますが、少額から購入することもできますので、まずは試してみるのもなかなか面白いかと思います。