- 「下請けからの脱却」に向けものづくり補助金の相談を受けたところからサクシードの支援を開始。新しい工作機械を導入し、自社の金属加工技術を生かしてアウトドア商品を開発した。
- アウトドア商品について顧客接点やPRの強化を目的として事業再構築補助金を提案。ブランド価値を高めてインターネットでの販路の拡大を図るため、製造兼販売店舗を計画し施設をリノベーションした。
下請け脱却へ!自社商品開発で安定経営へ転換
有限会社田村工機 様
(左から)株式会社サクシード 押山 健司、有限会社田村工機 専務取締役 戸頃 智浩様
下請け依存で売上減少に悩む企業が、ものづくり補助金、事業再構築補助金を活用し、新設備導入と工場改装を実施。事業計画として策定した自社開発のアウトドア商品がヒットしたことで、既存取引先に適正価格での交渉が可能になりました。収益の安定と働き方改革を同時に実現し、受注量を抑えながらも利益を確保できる持続可能な経営基盤を確立しました。
ご依頼の背景と課題
- 個人顧客からまれに特注品の部品製作を行っていたものの、メーカーからの下請けがほぼ100%であり、新型コロナウイルスの感染拡大による大手メーカーの業績低迷の影響を受けて売上が減少していた。受注減の懸念から、値上げ交渉も行えず、取引先の言い値での取引だった。
- 汎用設備での製品加工のため、生産効率が悪く、加工技術も属人化していた。社長は切削のための刃物を自作するなど技術力は高いが、従業員での再現が難しかった。
取り組みの内容

アウトドア調理器具「L.T Cooker」
取り組みの成果
- アウトドア商品は、冬山登山が趣味の専務のユーザーニーズを実現するアイデアを盛り込んだ商品となり、ヘビーユーザーを取り込んだヒット商品となった。
- 新事業の見通しが立ったことにより、取引先企業からの値下げ要請に対して正当な価格で交渉できるようになった。現在は価格に見合わない製品は請け負わず、付加価値の高い製品を請け負うことができるようになった。受注量を減らしても利益が出やすい体質に変化したため、従業員の残業時間の削減にもつながった。
この事例の担当コンサルタント
お客様企業情報
- 社名
- 有限会社田村工機
- 創立年
- 1973年
- 代表者名
- 専務取締役 戸頃 智浩
- 企業HP
-
https://tmr.co.jp/
ツグナラ掲載ページ
https://tgnr.jp/company/tmr/ - 所在地
- 〒321-4507 栃木県真岡市石島723
- 事業内容
- 金属加工(切削加工専門)、アウトドアギア研究・製作・販売
※本記事に掲載されている情報(サービスの内容など)は、取材時の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2025年09月11日 公開
お客様からのコメント
押山さんにコンサルティングをお願いしてから、私自身が大きく変わりました。具体的には、「職人」から「経営者」へと生まれ変わったように思います。その中で、押山さんを驚かせたいという気持ちが、私の行動力を大きく高めてくれました。さらに「人財塾」にも参加させていただき、周りの方々との交流を通じて多くのことを学びました。特に水沼代表の言葉は私の自信となり、大きな勇気を与えてくれました。
また、Webサイトの制作をお願いしたことで、外部からの評価も変わり始めていると感じています。結果としてサクシードさんとの出会いは、私にとって非常に大きな転換点となりました。現在も経営判断など、重要な局面で相談できる安心感を強く感じています。
有限会社田村工機 専務取締役 戸頃 智浩