デジタルマーケティングチームの大野です。

サクシードの仕事の一つに「お客様のwebサイトを企画段階から一緒に制作する」というものがあります。我々と同じような中小企業の場合、営業チャネルの一つとしてwebサイトを整備すること(=広告に費用をかけること)は、経営戦略上非常に有効な施策です。

まずはwebサイトをきっかけにお客様に認知していただくことが、お問い合わせなどの結果につながります。

今回のブログでは、webサイト制作の流れをご紹介いたします。全体の流れを把握した上でwebサイト制作を発注できるようになれば、より効果を上げやすいwebサイトが作りやすくなることでしょう。

Webサイト制作はざっくりと4段階に分けられます。「企画」「設計」「制作」「運用」の4段階です。最後に「運用」が来ることから想像できると思われますが、Webサイトは制作が完了したら終わりというものではありません。アクセス解析等の分析ツールの結果を基に絶えず改善を行っていくことで、効果が上がるwebサイトへと変革していきます。

以下、各段階をご紹介いたします。

企画:なんのためにwebサイトを制作するのか?

Webサイト制作の目的を定めます。

前にリニューアルをしてしばらく経ったからそろそろ、新商品を発表するからとりあえずサイトを作る、というような漠然とした目的意識で制作をすることもありますが、経営戦略の一つとしてwebサイトを制作するからには、なんのためのサイトなのかを明確にする必要があります。この段階で考えるべきことは「Webで解決したい問題とは何なのか」です。

サクシードの場合、お客様からヒアリングしたり、市場調査や競合調査をしたりすることで、この戦略を立案するところからお手伝いしております。

設計:目的達成のため、何をどう伝えるか?

企画段階でwebサイト制作の目的を定めたら、設計段階ではそれをいかに達成するかを定めます。

制作に入る前に、制作物に求められる条件(問題解決のための前提条件)を整理し、要件定義を行います。その後、ユーザーがサイトを訪れてからゴールまでの流れを設計していきます。この段階で制作終了後の運用まで想定しておくことで、webサイトが出来上がった後に発生する発注側と受注側の意図のミスマッチを解消しておくことができます。この段階で「Webサイト全体の使い方のイメージ」が明確になります。

制作:Webサイト制作から公開まで

企画、設計を基にいよいよ制作に入ります。

外見のデザイン開発、内部のシステム開発を経て、テストサイトの立ち上げを行い、本公開となります。設計段階では見つからなかった要望が出てくることがありますが、webサイトを運用するイメージが具体化してくるのはやはりこの段階だと言えるでしょう。

運用:Web活用のスタートライン

Webサイトが公開され、いよいよ運用の段階へと移行します。Webサイトが成功するかどうかは、公開後の運用が非常に重要です。

企画段階で定めた目的が適切に達成されているかどうかを、アクセス解析ツールを用いて定期的に観測し、必要に応じて対処していきます。得られた結果を基にPDCAサイクルを回しながら改善していくことが、効果的なwebサイト運用において必要です。

サクシードでは、アクセス解析ツールを読み取り、効果的なwebサイト運用の戦略を立てることに強みをもってご支援させていただいております。

Webサイトの制作から一緒にやりたい、既存のwebサイトをより効果的に運用したい、などwebに関するお悩みは是非ご相談下さい。

最後までご覧頂きありがとうございました!