皆様こんにちは。IT事業部の新井です。

今回は、先週23日に日本でのサービスインが発表された、Google for jobs改め「Googleしごと検索」についての情報をお届けします。

先日、弊社山田のブログ記事でも取り上げましたが、求人に関する検索キーワードに対する検索結果に、特定のフォーマットに対応した求人情報をまとめて表示するというものです。

Googleは公式リファレンスにて下記のように言及しています。

求人情報の構造化データを求人情報のウェブページに追加することで、求職に関するエクスペリエンスを向上させることができます。構造化データを追加することで、求人情報を Google 検索結果に表示して、特別なユーザー エクスペリエンスを提供できるようになります。また、サードパーティの求人サイトを利用して、Google に統合することも可能です。この機能により、雇用主や求人コンテンツ サイトの所有者は、次のような多くのメリットを得られます。

  • エンリッチ リザルトに結果を表示する: 求人情報が Google の求人検索機能の表示対象となり、ロゴ、レビュー、評価、求人の詳細を目立たせることができます。
  • 意欲的な応募者を多く呼び込む: 新しい機能により、求職者が場所や役職といったさまざまな条件で絞り込みをできるようになるので、該当の仕事をちょうど探している応募者を呼び込める可能性が高まります。
  • 検出とコンバージョンの機会を増やす: 求職者は、求人情報を参照し、クリックしてサイトにアクセスするための新たな手段を利用できます。

下記は「コンサルタント+求人」というキーワードで検索した際の検索結果ですが、広告出稿している4件のすぐ下に「求人」という領域が表示されているのがわかります。これが新しく追加されたしごと検索への入り口となります。

近年では、「地域+職種」「職種+求人」などのキーワードでの上位表示はindeedがほぼ独占している状況でしたが、一定のボリュームがあるキーワードでは、上記の通り「しごと検索」が上位に表示されています。ただし、キーワードによっては、indeedの下に表示されていたり、そもそも表示がなかったりと、表示条件についてはまだ明確にわかってはいない状況です。

ただ、いずれにしてもこの「しごと検索」、遅かれ早かれ(場合によってはすでに)採用活動において重要なポイントになってくることは間違いありません。

求人情報を表示するにはどうするか?

では、どうすればこの「しごと検索」に情報が表示されるのか。
現時点でここに表示させる方法は大きく分けて2つ、

  1. しごと検索に対応しているweb求人媒体に求人情報を掲載する
  2. 自社の求人情報ページに求人情報の「構造化データ」を追加する

という選択肢があります。1.は求人情報を掲載していれば自動的に対応されますので特に自社での対応は必要ありませんが、web媒体で求人を行っていないタイミングや、そもそも求人媒体を使っていない場合は2.の手段に限られます。

「構造化データ」はデータの作り方やwebサイトへの設置の方法で何パターンかの選択肢があります。
現在弊社でも様々な設置パターンをテスト中ですので、次週も引き続きこの設置の方法についてご説明したいと思います。