こんにちは。IT事業部の新井です。

先日、IT補助金という新たな補助金制度がスタートし、弊社もその導入支援業者として認定を受けましたが(紹介記事はこちら)、その他にも補助金・助成金と呼ばれる制度は、中小企業向けのものだけに絞っても、我々でも把握しきれないぐらい広範に存在しています。

主なテーマとしては、

等、会社ごとに様々な経営課題に対応しうる補助金・助成金が用意されています。
(補助金に関する情報に関してはミラサポが詳しいです。)

弊社のお客様で採択の多い事例ですと、

  • ものづくり補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • キャリアアップ助成金

などがありますが、ここで気になるのが「補助金」と「助成金」という言葉の違い。
似たような言葉で、どちらもお金をいただけるという点では同じでその違いがわかりにくいのですが、大きな違いがひとつ。

「補助金」は審査があり、申請内容をもとに採択の可否が決定される
「助成金」は募集要件に合致すれば採択される

という点です。

そのため、補助金の方が申請書の内容が仔細で、また「なぜ・何のために」この補助金が必要なのか明確なテーマ設定が求められます。一方、助成金については賃金・待遇など雇用環境改善の取り組みに対して設定されているものが多く、要件さえ満たせば採択されるものになります。

いずれの場合も、国の予算から捻出されているものですから、「もらえるならもらう」という意識ではなく、「どう自社の経営に生かすか」という視点から有効活用していただければと思います。

今回はITと少しテーマが離れましたが、皆様のご参考になれば幸いです。