サクシード IT事業部 新井です。

弊社サクシードでは先週木曜日から3日間、北海道に視察研修に行ってきました。
企業視察が中心でしたが、北海道といえば「食」も当然外せません。
スープカレー、味噌ラーメン、ジンギスカン、豚丼、海鮮 etc… 余すことなく堪能し、一回り大きくなって帰ってきました…。
ダイエットに励まなくては。

さて本題。

先日、株式会社みやもと様主催のセミナーにて講師を務めさせていただきました。

昨年も「webとSNSの連動」をテーマにお話しさせていただいたのですが、今回は趣向を変えて「web販促基礎セミナー」と題して、販促ツールとしての側面から、これからwebサイトを作りたい方、すでにwebサイトをお持ちでリニューアルを考えている方向けの内容とさせていただきました。

2時間の枠をいただいていたのですが、内容を盛り込み過ぎて後半はかなり飛ばし気味となってしまいました…

改めてきちんと知っておいてほしい部分、後半割愛した部分など、これから数回(何回になるかは不明)に分けてある程度掘り下げた説明をしていきたいと思います。

「いいwebサイト」を作るためには必要不可欠な要素になると思います。

ぜひお付き合いください。

あなたのwebサイトの目的を決めよう

広く「いい会社」といわれる企業には、明快な企業理念があるものです。

企業理念が明確であるからこそ、その下に集うすべての人がひとつとなって大きな成果を作り出すことが可能となります。

webサイトも同じです。

webサイトは会社の経営理念や目標を明快に表現するものでなければありませんし、それ自体に明確な目的が必要です。

「何のため、誰のため」にそのwebサイトはあるのか。これからwebサイトを作る場合はもちろん、リニューアルを実施する際でも、この定義付けは必要不可欠です。

(従前のwebが有効に機能していなかった場合は、この部分を一から見直す必要があります)

どうしてこのビジネスをするのか。

「儲けるため」でももちろんいいんですが、利益だけを求めるビジネスは、必ずどこかに歪みが生じます。

利益至上主義ではなく、お客様目線、そしてどういった形でお客様に貢献するのかなどそれを今一度しっかりと定める必要があります。

そして、その目的を果たすためのツールのひとつがwebサイトです。

あなたは自社のwebサイトでどんなことをしたいですか?

会社全体としての目的があり、その目的を果たすためにはお客様(になりうる人)にどんな行動をしてほしいのか?それを掘り下げていって、その中でwebサイトでの発信が最適なものはどれか?

例えば…

「商品・サービスを買ってほしい」という目的であれば、

・商品・サービスを知ってもらう

・問い合わせ・資料請求をしてもらう

・来店してもらう

・お客様との距離感を縮る

・お客様の情報を教えてもらう

・自分たちの会社について知ってもらう

等々、さまざまなお客様に「してほしい」ことがあると思います。

さらに、どんな人がお客様なのか? これも同時に考える必要があります。
もちろん人類全部がお客様になれば素晴らしいですが、お客様になりうる層を規定したほうが目的・目標が明確になります。

例えば、

・性別

・年齢

・職業

・所得

・地域

・家族構成

・興味、関心

・趣味嗜好

・感性

・言語

・一見/リピート

など、ひと口に「お客様」と言っても、ざっと考えただけでも沢山の属性があります。

この「どんなこと」を「どんな人」にしてもらいたいのかを明確にするだけで、そのwebサイトの目的がはっきりとしてきます。

まずは、この「目的」を決めることから始めましょう。

次回は目的を実現するためのwebサイト上での伝え方についてお話しします。