地域の中小企業のM&Aを支援するツグナラコンサルタントの大野です。

5月11日より、M&Aや事業承継、ツグナラに興味がある方に現場の声を発信するため、サクシード初のYouTubeチャンネルである「ツグナラチャンネル」をスタートいたしました。チャンネル内では、ツグナラの事業責任者である市川に、M&Aに関するリアルな疑問をぶつけていく形式でお送りしています。今後はツグナラ企業やすでにM&Aを実施している企業にインタビューをするという形式の動画も作っていく予定です。是非一度チャンネルをご覧ください。

さて、今回はツグナラチャンネルの第一回でも取り上げた「M&Aのはじめ時」について書きます。

経済産業省が発表している2017年版「中小企業庁白書」において、中小企業のライフサイクルには、幼年期、成長期、成熟期の三段階があるとされています。幼年期は起業・創業を行う段階で、成長期は新事業展開、成熟期は事業承継・M&Aを行う時期と定義づけられています。

では、買い手企業側としてこのうちのどの段階からM&Aに着手すると会社を成長させていけるのか。それは、新事業展開を行う成長期からだと考えられます。

その理由は、M&Aを活用した事業承継を行うことで、すでに他社で展開されている事業を自社のリソースに引き込むことが可能だからです。そのリソースを活用することで、スムーズに新事業展開を行うことが可能になります。0から市場分析して、投資計画を立てて、予算を組んで新事業展開をする場合と、M&Aを活用して既存事業を引き込み、新事業展開をする場合を比較した際に、M&Aを活用する場合の方が、既存の売上実績があるため、先の見通しがしやすいというメリットがあります。

これまでの話をまとめます。

M&Aのはじめ時は新事業展開を行う会社の成長期で、その理由は既存の売上実績がある他社の事業を引き込むことが、0から事業の立ち上げを行うより予測が立てやすいというメリットがあるためです。

地域特化型M&Aプラットフォームサービス「ツグナラTOCHIGI」を通して、成長期の企業の新事業展開のお手伝いをさせていただきます。

ご検討中の方、是非一度弊社にご相談ください。