いい会社への経営戦略、事業承継に強いコンサルティング会社サクシードの市川です。

中小企業コンサルティング、M&Aアドバイザーという職種上、毎年多くの経営者様にお会いし、お話を聞く機会が多いです。

事業に対する想いや、ビジネスに対する感覚などは三者三様ですが、どんな経営者様も事業に対する最終意思決定者であるという自覚は当然ながら強く、責任感の強さはサラリーマンとの大きな違いのような気がします。

その中で、私がお会いする経営者には、過酷な経営者という役割を全うするために、共通のルーティンを持っているような気が最近しています。

本日のブログでは、私がヒアリングしてきた中で、経営者に多いルーティンをお伝えしようと思います。

①ランニング・筋トレ・ストレッチ

一番多いのが、週末の運動習慣でしょう。強度は別として、ジムに行って運動している経営者はとても多いです。運動しているときも基本的に仕事のことを考えている人がほとんどですが、仕事でいいパフォーマンスを発揮するために体のコンディションを整える目的もあるようです。経営者によっては、週末ではなく毎日という方も多いです。

②読書

読書量が多いのも経営者の特徴と言えると思います。週末に一気に読むスタイルの経営者が多く、5冊~10冊程度週末に読了する人が多いです。読書に選ぶ本は、90%が経営関連の本であるといえます。あまり小説にはまっていて、週末は楽しめたような話は聞くことは少ない気がします。

③旅行

年に一度程度、3泊~4泊くらいで旅行する経営者が多いです。旅行先でインスピレーションをもらって、経営のヒントを得た経験があり、ルーティン化している人が多いです。そういった意味では、経営者の家族のみではなく、経営者仲間と旅行に行く人が多いような気がします。

④瞑想

自分の心のコンディションを整えるために、瞑想をルーティン化している方も多いです。瞑想中は脳を空っぽにしてリラックスするというよりは、経営者として判断しなければいけない事項の優先順位を自分の中で整えているという印象です。

①~④をあげてみましたが、経営者の持つルーティンは、より適切な経営判断をするために体と心のコンディションを保つルーティンであることがわかります。

ルーティンの目的がリフレッシュすることではなく、経営のために時間を使っていることから、経営者というのは365日24時間経営者であり続けなければいけないというのが現実なんでしょう。

そんな過酷な役割である経営者を何年も続けている経営者を、心から尊敬します。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。