いい会社への経営戦略、事業承継に強いコンサルティング会社サクシードの市川です。
先日、サクシードが正会員となっている日本M&Aアドバイザー協会の総会に参加してきました。
この総会には約60名のM&Aアドバイザーの方が、現状のアドバイザーとしての活動や、課題の共有、情報交換を積極的に行いました。
北海道から九州までのコンサルタントが集まり、全国の情報を共有できることはなかなかできない経験です。
今回の総会で学んだことは2点あります。
①事業承継市場の拡大に伴い、アドバイザーも増加中
日本で問題となっている事業承継問題が円滑に解決されるよう、M&Aアドバイザーを育成することが日本M&Aアドバイザー協会の一番目的ですが、予想を上回る市場拡大の影響を受けてアドバイザーと名乗る人が増えているようです。
中には、高額な報酬だけが目的で、しっかりした知識をもっていない方もいるとか・・・。
②意思決定できる人と話しましょう
中小企業オーナーにとってのM&Aは、人生に一度の重要な意思決定です。もしM&Aを検討しているのであれば、最終的な意思決定できる人と話をしましょう。
例えば、「この業種に興味あるって社長が言っている」とか、「社長がM&Aに興味があるって言ってたからとりあえずデータだけ下さい」というようなやりとりは最終的にうまくいかないパターンが多いようです。
ご自分の商売を次の時代につなげたい、従業員の雇用を守りたいということであれば、M&Aはとても有効な戦略です。
有効な戦略には正しい知識と、専門的なノウハウを持った専門家の協力が不可欠であると私は考えています。
M&Aアドバイザーだからといって安易に信頼せず、本当に重要な意思決定のパートナーとして優れているかを見極まえて付き合うといいでしょう。
サクシードは今後も、地域の事業承継問題に真摯に取り組んで聞きたいと思います。
最後まで読んでいいただきありがとうございます!