いい会社への経営戦略、事業承継に強いコンサルティング会社サクシードの市川です。

今回は会社成長と忙しさについて考えていきたいと思います。

経営者や経営幹部の方、会社のキーマンとなっている方とお話させていただくと、「めちゃくちゃ忙しくて、今月はほとんど休んでいない」や「毎日帰りが遅くて、最近家族と会話できてない」などの話をよく聞きます。

どの会社にも忙しい時期は存在し、特に限られた人財で運営している中小企業はある程度負荷がかかるのは覚悟しないといけません。

しかし、その忙しさは本当に会社成長につながっていますか?

その忙しさにどれほどの社員が納得しているか確認したことがありますか?

そのように質問させていただくと、明確な回答が返ってくることは少ないです。

しかし、「お客様のニーズが高まり、売上が今の3倍になった時、今のやり方でできますか?」と質問すると、「それは無理!」と明確な回答がきます。

会社が成長することを、働く社員の忙しさで解決するには、いつか限界が来ます。

会社が成長するには、売上が3倍になった時をイメージして、社内での仕事の仕方の整理整頓(仕組みづくり)をする必要があります。

これができると、競合する会社とスピードにおいて差別化ができますし、働く社員をイタズラに苦しめることもないので、モチベーションも高まります。

人財獲得の難易度が高まっている今日、働く社員が納得している会社は強いです。

社内での仕事の仕方の整理整頓は、仕事が落ち着いた時期にしかできません。

会社の将来を真剣に考えるのであれば、少し立ち止まって仕事の整理整頓をするのもいいかもしれません。

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