こんにちは!サクシード吉沢です!

ここ最近一段と寒さが増すと共に、東京での感染者が500名を超える等新型コロナウイルス感染症の影響が増しています。米国ではワクチンの承認がされるなど希望も見えますがまだまだしっかりと気を引き締めていきましょう!

さて、今回は先日11月25日にサクシードオンラインセミナーでお話させていただきました資本性劣後ローンについてお話させていただきたいと思います。

現在新型コロナウイルス感染症の影響がある中で様々な金融施策や助成金の制度が立ち上がっています。コロナ禍においてはこうした制度を活用して手元流動資金を厚く確保していくことが求められます。

実際に日本政策金融公庫(中小企業事業)の貸し出し金額を見てみると2019年下期5,855億円だったのに対して2020年上期は3兆4,577億円と平常時の約6倍もの貸し付けを実施しました。このように皆さん借入を実施し、今後返済を考えていくフェーズに入っている企業様も多いのではないでしょうか。

こうした返済の正常化につかれるオプションとしてこの資本性劣後ローンが存在します。メリットは下記の3点が挙げられます。

①:期日一括返済により返済負担が抑えられることから中長期的な資金繰りの安定化ができる。

②:金融機関から資本とみなされることで財務安定化が図られ、金融機関からの融資が受けやすくなる。

③:業績連動金利により利息負担を抑えられる。

このように一定期間(5年1ヶ月、10年、20年)返済金額を抑えられることから資金繰りの安定化が図られると共に、金融査定上資本としてみてもらえることから新たな資金調達を受けやすくなります。

ご興味ある方は当社又はメインバンク担当者、日本政策金融公庫担当者へご連絡してみてください。まずは制度内容を理解して、自社の状況で活用できるかを検討することから始めていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!