皆さんこんにちは。
コンサルティングチームの押山です。

さて近く、2021年大注目の補助金が公募開始となります。
その名も「事業再構築補助金」。

この補助金は、新型コロナウイルス感染拡大による集客やサービスの利用減少が自社の業績に影響を及ぼしており、現状を打開するために新しい取り組みを行おうという事業者様を金銭面で支援しようというものです。

この「事業再構築補助金」の特徴は以下の通りです
・中小企業向け補助金史上最大! 1社最大6,000万円!!
・設備やシステムに加え、「建物関連経費」も補助対象に!

まず①補助金の額についてです。
1社6,000万円という補助金額は、これまでの中小企業向けの補助金と比較すると、2020年のものづくり補助金(一般型)の補助上限額が1,000万円ですから、その6倍になるなど、過去に例を見ない大きさとなっています。

次に②の補助対象経費についてです。
これまでの補助金では、生産設備の導入による生産性の向上やサービス提供を簡便化するためのシステムなど「設備等」をメインとする投資に対して給付されていました。
それに対し、「事業再構築補助金」では“建物建築”や“改修・撤去費用”など、『建物に係る経費』についても対象に含まれています。これは、新しい取り組みを行うにあたって、店舗などの『建物』やその『改修工事』が必要になることを“新しい取り組み”の一環として認めているためです。

新しい取り組みを行うにあたって「建物」等の拠点が必要、そのために相応の資金(補助金額)が必要、そのために中小企業を支援するための予算を計上する必要があった、というロジックです。

このような「過去に例を見ない補助金」のために、第三次補正予算で1兆1,000億円超(2020年ものづくり補助金の交付予想額1,000億円程度)、採択件数は55,000社程度になると発表されました。
補助金額も採択予定件数も過去最大です。

この補助金の利用には、
・新しい事業を開始すること
・売上高が10%以上減少していること
・専門家と一緒に事業計画を策定すること
を満たす必要があります。専門家には金融機関も含みます。

また、要件に当てはまらない事業者様もあきらめないでください。
事業再構築補助金“以外”にも、中小企業者向けの補助金はあります。

「事業再構築補助金」についてもっと知りたいという方、又はその他補助金の利用にご興味のある方は、お問い合わせをお待ちしております。

今回の補助金は事業の立て直しの千載一遇のチャンスです。
わからない、面倒くさい(確かに面倒くさいですが)と思わず、
是非チャレンジしてみてください。
このブログが補助金チャレンジのきっかけになれば幸いです。