皆さん、こんにちは。財務コンサルタントの押山です。

 

年が明けて早くも1か月が過ぎました。

巷ではインフルエンザが猛威を振るっているようです。

まだまだ寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

 

さて今回は、1月20日に開催されました、

「とちぎ経営人財塾2016 第5講」について書きたいと思います。

 

第5講は、「地域で活かすマーケティング手法と実践」と題して、

マーケティング研究の第一人者、法政大学経営大学院の小川孔輔(こうすけ)先生にご講演をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マーケティング」というと皆さんどんなものを想像されますか?

「市場調査」とか「営業活動」を想像される方も多いのではないでしょうか。

「マーケティング」とは、市場調査や営業活動だけではなく、それらの計画・実行・制御・分析のプロセスを

ひっくるめたものを言うんですね。

その結果、なぜ成功できたのか、何が悪かったのか、なぜ悪かったのか、悪かったのなら次にどのような行動をとればなどの、

そのプロセスが重要なんです。

 

そんなマーケティング活動の善し悪しの結果として「CS(顧客満足)」があります。

小川先生いわく、「CSは女子力で決まる!」とのこと。

コンビニエンスストア2番手の「ローソン」では、これまでとはお店の雰囲気が変わっていたり、

栄養バランスにこだわったお弁当やお惣菜が増えてきていることにお気づきですか?

この商品開発や店舗展開でコンビニエンスストア1位のセブンイレブンを猛追しています。

ローソンでは商品開発に女性が活躍しており、女性目線の商品が当たっているのだそうです。

その他にも小川先生が調査された、アパレル、スーパー、航空会社など、社名は割愛しますが、

女性が活躍する会社を成功事例として解説をしていただきました。

(余談ですが、栃木県は女性社員の活躍の比率が全国的にも高いそうです。)

 

さらに、接客サービス業の場合、お客様に直接サービスを提供するのは会社ではありません。

そこに勤める「従業員」です。従業員の成長、すなわち従業員満足(ES)がなければ、

顧客満足もないんですね。

ここで法政大学大学院の坂本先生が提唱する「いい会社」の定義『社員とその家族の幸せ』

に繋がってくるわけです。

今回の人材塾も、とても勉強になりました。

 

今回、小川先生にマーケティングの基礎から、わかりやすくご教示いただき、

受講者の皆様の満足された表情がとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、弊社では女子力の高い『男性』が大活躍しています。