コンサルティング事業部の齊藤です。

遅ればせながら、先月末に映画「海賊とよばれた男」を観てきました。

出光興産創業者の出光佐三をモデルとした…といううんちくは皆さんご存知でしょうから割愛いたします。

今いろいろなビジネス書やセミナー等で言われている「企業活動に必要なこと」を実践されていた、激熱な経営者でしたね!

出光興産のこともみなさんご存知でしょうから割愛いたします。

私は小さい頃から「題名のない音楽会」をずっとテレビで観ていますが、この番組、1964年からスタートし2009年にはギネス・ワールド・レコーズ社より「世界一長寿のクラシック音楽番組」として認定を受けていて、現在ちょうど2500回記念特集を放送している素敵な番組です。

この番組を出光興産が一社提供で50年以上放送しているわけですが、50年以上前からCSR活動に取り組まれているんですね。

テレビ放送だけではなく、1990年からは「出光音楽賞」も制定され、日本の音楽文化向上のため、将来有望な若手音楽家の活動の支援を行っています。

この賞は栃木県出身のチェロ奏者である宮田大さんも受賞されています。

音楽に限らず、モータースポーツ等の支援もされている出光興産ですが、映画を観て改めてこの企業のCSR活動は出光佐三さんの想いが今につながっているんだなと感じました。

やはりどんな企業活動においても「人」が重要だということも再確認できました。出光佐三さんも人に対する想いを貫いたからこそ周りに人が集まってきて事業を拡大できたのだろうし、CSR活動にも力を入れられたのだろうと思います。

もちろん企業活動において人以外の「モノ」「カネ」「情報」も大事ですが、それらにもその企業の従業員への想いやお客様に対する想いが込められていないと意味をなさないのかもしれません。

私も周りの方への想いを大事にして日々過ごしていきたいと思います。